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萬金 修一; 篠原 慶邦
Journal of Nuclear Science and Technology, 12(12), p.727 - 734, 1975/12
被引用回数:9原子炉の負荷追従問題など、原子炉プラントの制御問題に関し、最近では現代制御理論を適用した新しい制御方式の研究がなされている。これらの一つのアプローチとして線形2次形式最適レギュラータの理論を出発点とした制御のシンセンスが試みられているが、この理論をそのまま非線形な対象に適用した場合や、線形系として扱える対象であってもステップ状の外乱が入った場合や、目標値を変更する追従問題に応用した場合には制御偏差が生じる。この様な偏差を補償するため、簡単で実用的なシンセンスの方法として標準的な線形二次形式レギュレータに単に積分動作のフィードバックを加える事によって制御特性を改良する事を試みると共に、各定常レベルに対応してゲインマトリックスを可変にして用いる方法を考え、強制再循環方式BWRの簡略化した非線形モデルを用いたシミュレーション実験を行ったところ、制御特性が大幅に改善され、良好な結果を得た。